鉄筆通信102 2024年6月
好評発売中!
白石一文『快挙』(鉄筆文庫)の新聞宣伝 追加予定
●毎日新聞……6月29日(土)
出版社・鉄筆(てっぴつ)のウエブサイトです。
白石一文『快挙』のX連載が、2月3日朝8時にスタートしました。
投稿回数=1,566回、連載期間=75日となる見込みです。
(『翼』連載のときは1,237回、91日でした。)
お楽しみください。
●鉄筆文庫版『快挙』は5月に刊行予定です。
白石一文さんの夫婦小説『快挙』(新潮文庫)を、鉄筆文庫『快挙』として復刻することになりました。
月島の路地裏で出会った俊彦とみすみ、1992年5月から1995年1月の阪神・淡路大震災震災を経て2009年8月にかけての物語です。
『翼』のTwitter連載のように『快挙』もXで連載したいと思います。うまくいくか、どうか。これから準備に取り掛かります。連載開始をお楽しみに。
日時:2024年1月14日(日)13時30分~14時30分
会場:平井書店 小田原市栄町1-16-29
平井書店が企画するブックトーク! 今回取り上げるのは、戦後、初代最高裁長官を務めた三淵忠彦の随筆集「世間と人間 復刻版」です。忠彦は昭和初期に小田原板橋に数寄屋風の別荘を構え、戦後に小田原に移住しております。2024年NHK朝ドラ「虎に翼」の主人公のモデル「三淵嘉子」は忠彦の長男・乾太郎の妻になる方です。随筆集を再編集・復刊した、忠彦のひ孫・本橋由美さんを迎えて、その時代の日々や親交のあった松永耳庵(電力王)などの往復書簡などいろいろお聞きします。
初代最高裁判所長官・三淵忠彦が昭和25年に出版した随筆集『世間と人間』を完全復刻。忠彦の孫(若林高子)とひ孫(本橋由紀)、二人のジャーナリストによる研究論文を新たに書き下ろし収録。
●発売予定日:2023年05月03日
●タイトル:世間と人間 [復刻版]
●著者:三淵忠彦(編集:若林高子・本橋由紀)
●サイズ:四六判上製(264ページ)
●定価:本体価格2800円+税
●内容紹介
初代最高裁判所長官・三淵忠彦は定年を前にした昭和25(1950)年2月、随筆集の『世間と人間』(朝日新聞社刊)を書き上げた。長官の肩書きから思い浮かぶ堅いイメージとは裏腹に、これがなかなか面白い。食べ物、動物、自然、裁判など内容も多岐に及ぶ。福島県・会津にルーツを持ち、戊辰戦争から敗者としての辛苦を味わい、第二次世界大戦敗戦後に民主裁判の礎を築いた忠彦が、人としてどうあるべきか、何を大切にするべきかをつづったエッセーは、むしろ現代にこそ、そしてこれからも読み継がれてほしい内容である。あらためて、忠彦の生き方に触れ、当時の様子を垣間見たり、何かを感じたりすることには意味があるのではないか。そのように考え、この随筆集を復刻することにした。日本国憲法施行から76年、憲法記念日に。(『世間と人間 [復刻版]』「はじめに」より)